こんにちは!元旭化成ホームズで営業をしていた、そうじろうです!
「そろそろマイホームを建てたいな。でも、肝心の土地がない…」
「土地探しって、何から始めたらいいんだろう?やっぱり、駅前の不動産屋さんに行ってみるべき?」
家づくりのスタートラインで、こんな風に手が止まっていませんか?
かつて営業として多くのお客様の家づくりに携わり、
今まさに30代で注文住宅に住む私だからこそ、その気持ちが痛いほど分かります。
結論からお伝えします。
家づくりで後悔したくないなら、土地探しは『ハウスメーカーの担当者』と一緒に進めるのが断然おすすめです!
「え、土地より先にハウスメーカーなの?」と驚かれたかもしれません。
この記事では、元営業のプロの視点と、一人の施主という当事者の両方の視点から、
なぜ不動産屋への直行が危険なのか、
そしてハウスメーカーと土地探しを進めるべき具体的な5つの理由を徹底解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたの土地探しに関するモヤモヤが晴れ、
「よし、この順番で進めよう!」と、成功への道筋が見え始めるはずです。
まず、なぜ私が「いきなり不動産屋に行く」ことをおすすめしないのか。
それには、家づくり全体を台無しにしかねない、大きな落とし穴があるからです。

え、そうなの?家を探すなら、まずは不動産屋さんに行くのが普通だと思ってた…。

そのお気持ち、よく分かります。
でも、その「当たり前」にこそ、後悔の種が隠れているんです。
実際に私がお客様から聞いた失敗談を2つご紹介しますね。
不動産屋さんは「土地を売るプロ」ですが、「家を建てるプロ」ではありません。
そのため、どうしても「土地」単体での提案になりがちで、
家づくり全体の総予算(土地+建物+諸経費)の視点が抜け落ちてしまうことがあります。
日当たりも良く、駅からも近い最高の土地を不動産屋さんから紹介され、舞い上がって契約!
しかし、いざハウスメーカーと家の打ち合わせを始めたら、土地に予算を使いすぎて、
建物にかけられるお金がほとんど残っていなかった…。
結果、間取りや設備など、多くのことを諦めざるを得なくなった。
家は、土地と建物のトータルバランスが命。
このバランス感覚を持たずに土地を決めてしまうのは、非常に危険です。
私も営業時代、
多くの場合、土地は既に契約済み、土地のローンはあと1,2ヶ月で始まってしまうため後戻り出来ず、
本来想定をしていなかったローコストメーカーでの検討をせざるを得ない。。
というパターンをたくさん見てきました。
ローンの審査なども限界があるので、お客様をサポートしようにも出来ない、ということが
ものすごく歯痒かった記憶があります。
「最高の土地が見つかった!」と思っても、その土地にあなたの理想の家が建てられるとは限りません。
土地には、「建ぺい率・容積率」や「斜線制限」「接道義務」といった、法律上の様々な制限があります。
不動産屋さんも最低限の制限は教えてくれますが、
「あなたの希望の間取りが本当に入るか」「イメージ通りの外観が実現できるか」といった、
設計レベルの詳細な判断まではできないのです。
最悪の場合、その土地に建物を建てる際のメーカーに制限のかかる「建築条件付き土地」を勧められ、
特定のハウスメーカーしか選べなくなる、なんてケースもあります。
また、道路から数十センチほど高くなっている土地などもありますが、
数十センチの高低差を埋めるための工事で、数十万円〜100万円単位で追加費用がかかる、
なんてこともざらにあり、不動産屋さんをはじめとした一般の方では建築の判断がつかないケースが大半です。。。
では、どうすればこれらの落とし穴を避けられるのか。
その答えが「ハウスメーカーと一緒に土地を探す」ことです。その具体的なメリットを5つ、ご紹介します。

ハウスメーカーは常に「土地+建物」の総額で資金計画を考えてくれます。
「土地に使えるのは〇〇万円まで」「建物には△△万円かけられる」といった
最適な予算配分をアドバイスしてくれるため、予算オーバーの心配がありません。
住宅ローンの相談も、土地と建物をまとめてお願いできるので非常にスムーズです。
これが最大のメリットです。
ハウスメーカーの担当者(時には設計士も同行)は、法規制はもちろん、
日当たり、風の通り道、隣家からの視線、駐車のしやすさまで考慮して、
「この土地なら、こういう間取りで快適な家が建てられますよ」と具体的な提案をしてくれます。

この土地、南側が道路で日当たりも良くて最高じゃないか!

一見そうですね!
でも、冬場の低い太陽の光だと、お隣の2階の影がリビングにかかるかもしれません。
一度、設計士さんに詳細な日照シミュレーションを作成してもらいましょう!
このようなプロの視点は、ハウスメーカーならではの強みです!
メーカー・営業マンにもよると思いますが、私の周りは、土地見学前にある程度お客様の間取りのイメージを聞いた上で、
土地の下見を事前に実施、土地見学当日に数パターン手書きで間取り案を提示、
のように、お客様の判断の後押しをしている担当者が多かったです!
ハウスメーカーは、自社で造成した土地(建築条件付き)を持っているほか、
地域の大手から小規模な不動産会社まで、数多くの会社と提携しています。
そのため、インターネットにはまだ出ていない「未公開情報」や、
これから売りに出る予定の土地情報を、一般の人より早く紹介してもらえる可能性があるのです。
土地探しを自分たちで進めると、不動産屋、ハウスメーカー、銀行(住宅ローン)、司法書士…と、
様々な相手と個別にやり取りする必要があり、非常に煩雑です。
ハウスメーカーに土地探しから依頼すれば、面倒な連絡や調整の多くを代行してくれます。
忙しい30代の夫婦にとって、この「手間が省ける」というメリットは計り知れません。
これは元営業としての少し裏話的な視点ですが、ハウスメーカーは不動産会社にとって
「何度も土地を紹介してくれる大切なお客様」です。
個人が単発で「少し安くしてください」とお願いするよりも、
ハウスメーカーが「この土地で契約が決まりそうなので、価格をもう少し頑張れませんか?」と交渉する方が、
話がスムーズに進むケースがあるのです。
「ハウスメーカーと進めるメリットは分かったけど、具体的に何から始めればいいの?」という方のために、
具体的な3つのステップをご紹介します。
土地を探す前に、まずは「新しい家でどんな暮らしがしたいか」を夫婦でじっくり話し合いましょう。
・デザイン: 木の温もりがあるナチュラルな感じ?シャープでモダンな感じ?
・性能: 地震に強い家?夏涼しくて冬暖かい高断熱な家?
・ 間取り: 広いリビングが欲しい?在宅ワーク用の書斎は必要?
・ エリア: 通勤時間、子育て環境、実家との距離…何を一番優先する?
この「家づくりの軸」が、あなたにピッタリのハウスメーカーを選ぶための羅針盤になります。
家づくりの軸が見えてきたら、それを叶えてくれそうなハウスメーカーを2~3社、候補としてリストアップします。
いきなり1社に決め打ちせず、複数の会社から話を聞くことで、提案内容や担当者との相性を比較することができます。

でも、ハウスメーカーってたくさんありすぎて、どうやって候補を絞ればいいのか分からない…。

分かります!一社一社、住宅展示場を回るのは大変ですよね。
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住宅展示場にいきなり行くのも良いですが、まずは無料の「カタログ一括請求サービス」を使って、
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※たった3分で完了!後悔しない家づくりの第一歩を踏み出そう
土地探しに限らず、失敗しない家づくりの進め方については全体像を以前にも記事を出しておりますので、
そちらも合わせて見てみてくださいね!

今回は、後悔しない土地探しの進め方について、元営業の視点から解説しました。
・行動の順番: ×不動産屋 → 〇ハウスメーカー
・ 失敗しない理由: 「総予算」と「理想の家が建つか」の両面で検討できるから
・今日からできること: まずは「カタログ一括請求」で、相棒となるハウスメーカー探しを始める
たくさんの情報があって大変に感じるかもしれませんが、
正しい順番で一歩ずつ進めれば、土地探しは不安なものではなく、
理想の暮らしを叶えるための楽しいプロセスに変わります。
この記事が、あなたの家づくりのコンパスとなれば幸いです。
まずは情報収集の第一歩として、あなたの価値観に合うハウスメーカーを
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※複数社を比較検討することが、最高の家づくりの秘訣です!
