こんにちは!元旭化成ホームズで営業をしていた、ブログ運営者のそうじろうです。
さあ、家づくりを始めよう!」とスマホで『千葉 住宅展示場』と検索したものの、
「うわっ、こんなにあるの!?どこがどう違うの…?」
「いきなり行って、アンケート書かされて、しつこく営業されたらどうしよう…」
と、期待と同時に、見えない敵と戦うような不安を感じていませんか?
以前は営業としてお客様を展示場でお迎えし、施主として「どの展示場から回るか」を妻と必死に悩んだ私だからこそ、
そのお気持ちが痛いほど分かります。
結論からお伝えします。
家づくりで後悔したくないなら、最初の一歩は必ず「大型の総合住宅展示場」にしてください。
なぜなら、そこはあなたにとって最も効率的に情報を集められるだけでなく、
ハウスメーカー側も「絶対に負けられない戦場」として、エース級の人材と最新モデルを投入しているからです。
この記事では、元営業というプロの視点と、一人の施主という当事者の視点の両方から、
なぜ大型展示場が最適なのかという裏側の理由と、そこで絶対にカモにされず主導権を握るための
具体的な見学術を徹底解説します。
この記事を読み終える頃には自信を持って展示場でハウスメーカーを
賢く品定めできるようになっているはずです!
まず、最も大切なことをお伝えします。
それは「ハウスメーカーにとって、大型展示場は会社の威信をかけたショーケースである」という事実です。
彼らがそこに最高のモノとヒトを投入するには、ちゃんとした理由があるのです。

でも、小さい展示場の方がゆっくり見られるんじゃないかな?

その気持ち、分かります。でも実は、力の入れ方が全く違うんです。
大型展示場は言わば”一軍”が集まる場所。だからこそ、得られる情報の質と量が段違いなんですよ。
メーカーが大型展示場に注力する主な理由は以下の3つです。
・集客力がケタ違いだから: 週末には何十組も来場する場所。ここで負けることは許されません。
・競合との直接対決の場だから: 隣にライバル社のモデルハウスが建っているなかで見劣りするは絶対に出せません。
・優秀な営業を育て、競わせる場だから: エース級の営業を配置し、若手はそこで揉まれて成長します。だから、質の高い担当者に出会える確率が格段に高いのです。
この裏側を知っておくだけで、「なるほど、だから大型展示場が良いのか」と、納得して足を運べるようになりますよ。
では、具体的に千葉県のどこへ行けばいいのか。
私が施主としても実際に足を運んだ経験から、「最初の1〜2箇所はここに行くべき」という展示場を厳選しました。
ここはもう別格です。もし1つしか行けないなら、迷わずここを選んでください。
大手ハウスメーカーはほぼ全て出展しており、会社の力の入れ具合も全国でトップクラスです。
・日本最大級なので、1日で全て見るのは不可能です。
事前に公式サイトで「絶対見たいメーカー」を3〜4社に絞るのが鉄則。
・各メーカーが複数棟建てている場合も。
例えば「現実的なサイズの家」と「豪華なフラッグシップモデル」の両方を見比べ、
「どこがオプションで、標準はどこまでか」を質問すると、その会社の姿勢が見えてきます。
つくばエクスプレス沿線の新しい街にある、デザイン性の高いモデルハウスが集まる展示場です。
おしゃれな家、カッコいい家に住みたいという夫婦は必見です。
・デザインや間取りのアイデアを盗むのに最適な場所です。
気に入った外観や内装があったら、すかさず写真を撮りましょう。
「この雰囲気が好きなんです」と営業に見せれば、話が早く進みます。
・比較的新しい展示場なので、各社の最新設備やトレンドがふんだんに盛り込まれています。
国道14号沿いにあり、都内からのアクセスも抜群。
そのため、都内や市川市周辺の、ややコンパクトな土地に家を建てることを想定した提案が得意な営業が多い印象です。
・「3階建て」や「ビルトインガレージ」など、都市部ならではのモデルハウスが見どころ。
限られた土地を有効活用するアイデアが満載です。
・現実的な土地勘を持つ営業が多いので、具体的な土地の候補がある方は、
その資料を持っていくと非常に密度の濃い話ができます。
県立公園に隣接する、緑豊かで落ち着いた雰囲気の展示場。
子ども向けのイベントも多く、ピクニック気分で家族全員が楽しみながら見学できるのが最大の魅力です。
・広々とした敷地を活かし、庭や外構を含めたトータル提案が上手なメーカーが多いです。
「このリビングから見える庭、素敵ですね」といった会話から、その会社の設計思想を探ってみましょう。
・ガツガツした営業が比較的少なく、じっくり話を聞ける雰囲気があります。
展示場初心者で、まずは雰囲気に慣れたいという家族にもおすすめです。
柏の葉スマートシティの中にある、未来志向の展示場です。
ZEHやIoT、スマートホームといった先進技術に興味があるなら、一度は見ておくべき場所と言えます。
・「この家のエネルギー収支はどうなっていますか?」「AIスピーカーで何ができますか?」など、
テクノロジーに関する質問をぶつけてみましょう。
明確に答えられる営業は、勉強熱心で信頼できる可能性が高いです。
・性能やスペックを重視するメーカーが集まっているので、
理論派のご主人も納得できる情報が得やすいでしょう。
ここまでプロとして解説してきましたが、実は私自身、施主として初めて妻と展示場に行った時、ある失敗をしました。
営業だった頃の自信はどこへやら、展示場へ入るのにも緊張、案内される間も営業マンの雰囲気に圧倒され、
気づけば営業さんのペースで話が進み、アンケートに個人情報をすべて記入し、アポの約束まで…。

なんだか、気づいたら2時間も経ってたね。本当に疲れた。。
で、結局私たちの聞きたいことって聞けたんだっけ?

言われてみれば、会社の強みとか、キャンペーンの話とか、
向こうが話したいことをずっと聞いてただけかもしれない…。
この失敗から学んだ、「見学の主導権を握る」ための具体的な方法を、皆さんにお伝えします!
展示場は楽しむ場所ですが、同時に「情報戦」の場でもあります。
以下の3つのステップを実践するだけで、あなたの見学の質は劇的に向上します。
「なんとなく見に行く」のが一番危険です。
これは営業マンにとって「何でも提案できる最高のカモ」でしかありません。
・やること①「今日のテーマ」を決める:
「今日はデザインだけ見る」「今日は性能について質問する」など、目的を絞る。
・やること②「絶対に譲れないことリスト」を作る:
3つだけでいいので、夫婦で価値観をすり合わせておく。(例: リビングの広さ、断熱性、食洗機のグレードなど)
・やること③「アンケート用の情報」を用意する:
名前は必須ですが、住所は「市まで」、年収は「世帯年収でざっくり」でOK。全て正直に書く必要はありません。
営業マンに主導権を渡さず、知りたい情報を引き出すための質問です。

このキッチンいいですね!これって標準仕様ですか?

いい質問ですね!でも、もっと効果的な聞き方があるんです。こう聞いてみてください。
「このモデルハウスの仕様で、30坪の家を建てたらいくらですか?
そして、ここから標準仕様に戻すと、いくら下がりますか?」と。
この質問で、オプション金額が明確になり、現実的な価格感が掴めます。
また、30坪と聞くのも重要で、この展示場でいくらくらいですか?と聞いてしまうと、
展示場は基本的に一般の家3軒ほどの大きさでできていますので、
「数億円かかってますねー」みたいな非現実的な会話で終わってしまう可能性大です!
展示場の設備は非常に魅力的ですし、営業マンから様々なトークで夢は広がる一方ですが、
一生に一度の買い物ですので、即判断は極力避けましょう!
どんなに魅力的な提案や値引きを提示されても、
「ありがとうございます。夫婦(家族)で検討して、こちらからご連絡します」と伝えて、
必ず一度持ち帰りましょう。
見学した日の夜に、夫婦で「良かった点」「気になった点」を各メーカーごとに書き出す「振り返り会」を
必ず行ってください。熱が冷めると意外な本音が見えてきます。
今回は、千葉で家づくりを始めるなら、なぜ最初に大型住宅展示場へ行くべきなのか、
その理由と具体的な見学術について解説しました。
・最初に行くべきは「大型展示場」。そこはメーカーの「一軍」が集う場所だからです。
・ 訪問前には必ず「作戦会議」を。明確な目的で見学が数倍密度の濃いものに。
・ 見学中は「魔法の質問」で主導権を握り、現実的な価格感を引き出す。
・その場で決めず、必ず持ち帰って「振り返り会」を行う。
住宅展示場は、あなたの未来の暮らしを想像できる最高のエンターテイメント施設です。
営業マンを敵と見るのではなく、「家づくりのパートナー候補」として、
あなたが主体的に「面接」するくらいの気持ちで臨んでみてください!
この記事で紹介した展示場や見学術を参考に、ぜひ次の週末、
ワクワクするような家づくりの第一歩を踏み出してみてください!!
それでは、また次回の投稿でお会いしましょう!!
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